暗殺教室 第2話『野球の時間』

得意の野球で殺せんせーに挑んだ杉野のお話と、落ちこぼれているけれど楽しそうな学園生活を送っている3年E組の様子など。
設定自体は異常ですし、主役の殺せんせーも現時点では正体不明で目的不明。ですが描かれているものは昔懐かしい学園青春ドラマなので異常感はほとんどございません。
「何のために」といった部分がこの作品のキモでしょうし、それは作品を通して描かれて行くことになるのでしょうから、今は殺せんせーが生徒一人ひとりとの「触れ合い」を楽しんでいればよろしいのでしょう。
さて、その楽しそうなE組に危険な生徒が加わって来そうなところで今回は終了。
そして次回は欠番、と。
一方で「表現の自由」を叫び、もう一方で「諸般の事情」を慮って簡単に「自主規制」してしまうこの国のメディアの腰の座っていない対応には辟易とさせられてしまいます。
そもそもナイフがダメなら殺人を扱った全てのドラマもダメってことでしょうし、そこまで徹底するならば称賛しますがね。…皮肉ですよ。
創作と現実の間には広い広い空間があると考えておりますが、そういう考え方は少数派なのでしょうかしら?
この作品が「打ち切り」にならないことを願うばかりでございます。