四月は君の嘘 第14話『足跡』

かをりの未来に暗雲が立ち込め、椿は自分の気持に気がついたというお話。
そうですね、かをりが誰よりも輝いていたのは短い自分の命を燃やしていたからなのかもしれませんし、公生を再生させるために登場したのなら、その役目を終えたら退場するのは必然なのかもしれません。
…と分かっていても若い命が消えていく様を見せられるのは辛いものがございます。
まだ彼女には役割がありそうでして、それが何かを最後まで目をそらさずに見届けたいと考えております。
椿。
大丈夫、君にはまだ未来がある。気がついたなら挑戦すればいいのだし、その機会は一度きりではないはずです。…そうか、このお話にもかをりの閉ざされつつある未来と対になっているのか。
最初から計算された構成のようですので文句のつけようもないのですが、やはり生きて未来を語って欲しいものでございます。