ソードアート・オンラインⅡ 第22話『旅路の果て』

ユウキの居場所を突き止めたアスナは彼女の過酷な運命を知る、というお話。
最先端の技術を様々な障害を持った人に使ってもらう事を考えた時、多分彼らに「優しい」世界を用意するのではないかと考えますが、健常者の考える優しい世界が彼らの望む世界なのかは疑問を持っております。
猥雑で汚さも内包していても生命力のあふれる世界に自分たちの持ったハンデを気にしないで接してくれる人々がいる世界こそ、彼らを日常の重荷から解放してくれるのではないかと、…まあこれもハンデを持っていない私の考えに過ぎませんが。
ユウキが求めていたのも大事にしてくれるだけの世界ではなく、ハンデを気にしないで動き回れ生きている実感を得られる世界だったのでしょうね。そう言えば「ログ・ホライズン」のトウヤも現実世界では車椅子で生活している事を隠しておりましたね。
ゲームの先にあるバーチャルの有効活用とはこういう方面なのかもしれません。
先がないユウキたち。そうか、ここでキルトがユイのために作っていたものが役に立つのか。多分次回は泣いてしまうであろうお話。