寄生獣 セイの格率 stage:5『異邦人』

母信子死す、というお話。
事象としては不幸で悲惨な最期ということなのですが、この作品では寄生獣に襲われて体を奪われたが故の死として特殊な死に様のようにも見えるのですが、人間にとってこういう事態はありふれた日常に外ならないわけでして。
死は誰にでも等しくそして突然訪れるわけで、だからこそ生きている今を大切にしないと行けないという示唆のように見えました。
もっともそれに気がつくのはいつも後になってからで、新一同様皆が悔いてしまうのですね。
血縁を絶たれたことで新一がどう変わっていくのか、この事態から彼が何を学ぶのか。次回の見所はその辺になるのかもしれません。