グリザイアの果実 第七話『幸せの手紙』

小嶺幸のお話。
今回もかなり圧縮されていることは理解出来ましたが、それだけ原作の情報量は多いということなのでしょうね。
ただ間延びするよりもこちらの方が個人的には好ましく、圧縮したあちらこちらから顔を見せてくれる「原作」を推測できる楽しみがございますから。
ただ一点、幸の手先が器用なのはこれまで描かれていたもので分かるのですが、爆発物を製造する技術をどこで習得したのかが不明でして、そこだけは説明して頂きたかったでしょうか。…両親の鉄工場での仕事を見て学んだとは考え難く、頑張り屋の性分でググって独力でということなのでしょうか?
わがままを言ってもいい、親は子供のわがままは嬉しいのだから
今回も雄二くんが彼女を救ってくれまして、この作品がこんな心温まる物語で良いのか!といった疑念を抱えつつ楽しませて頂きました。