棺姫のチャイカ

棺姫のチャイカIII (富士見ファンタジア文庫)

棺姫のチャイカIII (富士見ファンタジア文庫)

棺姫のチャイカIV (富士見ファンタジア文庫)

棺姫のチャイカIV (富士見ファンタジア文庫)

棺姫のチャイカV (富士見ファンタジア文庫)

棺姫のチャイカV (富士見ファンタジア文庫)

棺姫のチャイカVI (富士見ファンタジア文庫)

棺姫のチャイカVI (富士見ファンタジア文庫)

と云う事で2期が始まる前にアニメ第1シリーズ原作分の6巻まで読了。
角川映画の宣伝文句にあった「読んでから見るか。見てから読むか」に答えると致しますと、この作品の場合は「見てから読む」が正解だったような。
当然アニメでは原作の全てを映像化などは出来ようはずもございませんが、その代わりアクションシーンは作者さんがどれほど丁寧に詳細に渾身の力で書いたとしても映像の力はそれを凌駕してしまいますのでその点ではアニメの方が上。
そして魅力的な登場人物たちの表情や仕草、声優さんの力も(もっともこの点につきましては文章を読んでイメージしていた声と違うと言う事もあるのでしょうけど、私の場合そういったイメージをしたことがないので不問)ありキャラに生命力が宿る点でも上でしょうか。
ただ当然情報量は原作のほうが圧倒的でございまして、例えばトールにとってのハスミンの存在の大きさですとか、この時代の女達が体を武器にして生き抜く様ですとか、八英雄の姿などは原作の方がはるかに魅力的でございました。
ですので最初に原作を読んでしまいますとアニメが物足りなく感じてしまうであろうという考えに行き着きまして、少なくともこの作品はアニメを見てから原作を読めば2度楽しいかと。
…てなことを書きながら、面白さにつられてもう7巻に突入してしまいまして少し後悔(笑)
ヴィヴィがあんなことになろうとはっ!
うむ、残りの原作はアニメ終了後まで放置決定でございます。