残響のテロル #10『HELTER SKELTER』

ナイんは警視庁に出頭し記者会見を要求、ハイヴはその身柄を取り押さえようと画策。柴崎はアテネ計画のキーパーソン間宮俊造の元へ向かう。そして原子爆弾の起爆装置が働いて、というお話。
アテネ計画につきましては「ありきたり」ではございますが、これ以上のぶっ飛んだ設定ですと作品世界を壊してしまいそうですし、かと言ってもう少し「みみっちい」陰謀では支えきれないでしょうから妥当かな?
でもいつまでも「真の独立」といった陰謀も使えないでしょうしその辺が難しいでしょうか、…そもそも陰謀自体が成立し難い世の中に変化していると感じておりまして、そういう世界でも「ありそう」と感じられる新機軸が欲しいかもしれません。
ハイヴが何故そこまでナインに固執したのかがよく分かりませんでしたが、これも次回の最終回で明らかになってくれると信じております。
そして原爆を乗せた気球が東京上空へ、…本物という保証はないのですけど。
ただ原爆一つが爆発しても世の中は何も変わらないような気もしておりまして、スピンクスもそんなことは分かっているでしょうから、どう作品を締めてくれるのか。以下次回でございます。