東京ESP SCENE 07『雨の中の少女達』

リンカが歩相手の修行で確実に進歩を見せる。そして歩の周囲も次第にきな臭くなりはじめて、というお話。
教授たちとの再戦まではもう少し時間が必要なようですが、リンカもまだ進歩いたしませんと相手にはなりそうもなく前途多難。
一方歩をメインにして人間とエスパーの対立が描かれておりまして、実の母親からも化け物扱いされて「差別」も深刻化してまいりました。
この「差別」絡みの切り口をもう少し丁寧に描いてくれますと作品としても奥行きがでると考えるのですが、作者さんはあまりそこに興味はないのかもしれません。
ただアクション作画も初回以降凡庸になってしまいまして、このままでは何をウリにしているのか中途半端な印象で終わってしまいそうで不安は大きくなるばかりでございます。
そろそろ大きな動きが欲しいところでございます。