ALDNOAH.ZERO 08『鳥を見た日』

スレインがクルーテオに拷問されている頃、アセイラムは本物の鳥を見て感動していたというお話(笑)
いや笑っている場合じゃなくて、念願の鳥を見たアセイラムの先行きに不安が募ってしまいました。スレインが生き物と人間の共存について難しいと語っておりましたが、その言葉の先に人間同士の共存もまた難しい事が隠されているような気がいたしましてねぇ。
人間同士が憎悪を拡大させた時、往々にしてその憎悪の矛先は無垢なる者へと向かいまして、本作におきましてその象徴はアセイラムでしょうから彼女の未来には絶望が待ち構えていそうで不安お覚えてしまいました。
そうならないためにイナホが頑張るしかないのでしょうけど、彼の能力を持ってしても運命を変えられるかどうか。少年の力なんてたかが知れますからねぇ。
さてザーツバルムは実力行使。
グルーテルを殺して(生死はまだ不明ですが)までスレインを確保したかったようですが、と云うことはスレイン自身にもまだ謎があるってことのようでして、それが何か、そしてそれが事態を大きく動かすことになりそうですね。
まだまだ先は不透明でございます。