東京喰種トーキョーグール 第6話『驟雨』

カネキとトーカが苦戦の末に月山を撃退、ニシキは「あんていく」で働くことになり平穏が訪れたかに見えたが、ヒナミに悲劇が迫ってきた、というお話。
前半の月島との戦いはさすがい大幅な規制が入りまして、あれで月島が「死んだ」のかどうか分かり難くなってしまったでしょうか。そもそもグールはどうなったら死ぬのかがまだよく分かっておりません。
深手を負ってもカネキやニシキは生きておりましたし、リゼや鳩に倒されたグールは死んだようなのですが、その境界が分かりませんと戦いの緊張感が違ってくるのではないでしょうか。
と考えておりましたらヒナミのパパさん死亡でママもフラグ完成。
本来人間を守るための鳩は「正義の味方」なのでしょうけど、悪役にしか見えないのは作品がグール視点で貫かれているからなのでしょうね。
人間を喰わないと生きていけない彼らに完全に共感することは難しいのですが、まあ人間だって他の生物の「命」を喰べて生きているのですからその点で彼らを嫌悪する理由にはなりませんね。
どのような「食生活」をしていようとも生きている事に違いはなく。次回はその悲哀をヒナミが見せてくれると思います。