マジンボーン 第18話『野良猫と野良犬』

アントニオの過去話とラスボス登場回。
どんなに悲惨な生い立ちだったとしても、守りたいものを見つけられたアントニオは幸せと言った内容でございました。
それに致しましてもリオのストリートチルドレンを見せられるとは考えておりませんで、最近のアニメとしてはチャレンジャーですね。…いや宇田鋼之介監督がチャレンジャーなのか。
大昔はタイガーマスクを始め所謂下層階級というものがアニメでも描かれていたものですが(「カムイ外伝」やら「アパッチ野球軍」なんてのはモロでしたね)、最近のテレビはそういったものを描かないようにしているので珍しい「背景」でしたね。
翔悟たちにはそれぞれ戦う理由があるけれど、グレゴリーとヴィクトールにはそれを見つけることができないから現在対峙しているようですが、この兄弟が何に絶望したのかも描かれませんと対立軸としては「片手落ち」でございますね。
そしてラスボス登場。
幾分早い気もするのですが、現在の展開を続けても同じことの繰り返しでしょうからそろそろ「まとめ」に入る時期なのかもしれません。