アカメが斬る! 第2話『権力を斬る』

成り行きでナイトレイドに加入させられてしまったタツミだったが踏ん切りがつかないまま。そんな彼にナイトレイドのボスは腐りきった政府とそれを倒すための反政府、そしてナイトレイドの存在理由を聞かされて、というお話。
うん、まあそんな綺麗事で済むわけもなく、タツミの正義感なんてものは何の役にも立たないことを思い知らされることになるのでしょうけど、それはもう少し先のことでしょうね。
今回はタツミの初めてのお仕事として警備隊のオーガ退治。
悪くはなかったのですが、折角仕事人あたりに影響を受けているのですから画に工夫が欲しかったでしょうか。作画は悪くはございませんし殺陣にも不満はないのですが、もう少し陰影を付けて欲しかったかもしれません。
闇の世界の住人は光のあるところには出て行く事は出来ないのだけれど、その光の世界に相応しくない住人を永遠の闇に引きずり込む瞬間だけ光と闇が交錯する。陰影にはそういう意味もあると思うのでございます。
まあ意味云々はともかく陰影を上手く付けていただきますと画が引き締まりカッコイイですからね(笑)
政府だろうが反政府だろうが彼らのような人間は利用価値がなくなれば「破棄」されてしまいそうで、その点では自由な「仕事人」よりも悲惨な末路が待ち構えていそうな予感がしております。