白銀の意思 アルジェヴォルン 第3話『ワンマン・アーミー』

本体に合流した独立第八部隊は、両国を結ぶ「不退の大門」で残存部隊の撤退支援と完了後に大門の閉鎖を命じられるが、というお話。
サモンジ中尉が優秀で有能、そして部下からは信頼されているということは描かれていた内容で分かりましたが、もう少し取っ付き易い性格にできなかったのでしょうかね。
まあ彼が無能な上官や政治家、そして過酷な戦場を生き抜いてきたから(多分その過程で多くの部下を失っているのでしょう)ああした性格になってしまったという事も理解は出来るのですが、それでも、いやだからこそユーモアを忘れない性格のほうが凄みは増すと思うのでございます。
特車二課の後藤隊長のように(笑)
今回もトキムネくんは命令違反を犯しておりまして、いくら新兵でアルジェヴォルンの操縦者という特別な存在だからといって軍隊でこれはどうかなぁ。
トキムネの行動もサモンジの計算のうちなのでしょうけど、規律が最重要な軍隊でございますので、何かしらの「罰」を与えて頂きたかったものでございます。
まだ物語がロボットアクションになるのか戦記モノになるのか方向性がはっきりと致しませんで些か居心地が悪かったりするのですが、もう少しすると解消されることを期待しております。