まじもじるるも さの2『夢の同棲生活』

地上で魔女修行をするため野宿しているるるもを見つけた耕太は、そのあまりにも哀れな状況に自分の家を提供しようとするのだが、というお話。
能登こわいよ能登
と云う事で魔法の力で家族の記憶を改竄、るるもを妹として家に迎えることに成功したというエピソードでございまして、取り立てて奇をてらった内容ではございませんが、これといって悪いところもなく。
ただ自分の寿命を使うことでるるもの魔法を発動させることの耕太の躊躇いが足りないかなぁという点と、それを押してもるるもの為に魔法チケットを使う動機としての「るるもの哀れさ・切なさ」が弱かったという印象でございました。
まああまり「哀れさ」を前面に押し出してしまいますと別の作品になってしまうでしょうし、本作はあくまで「笑い」が中心ということなのでしょうが、るるもというキャラがどうしても薄幸キャラに見えてしまうものでねぇ。
この先キャラ付けがはっきりしてくると印象は変わると思うのですが、さてどうなることでしょう。