魔法科高校の劣等生 第12話『九校戦編Ⅴ』

バトル・ボードの試合中、摩利が海の七高とまで呼ばれる強豪の不可解な事故に巻き込まれて重症を負ってしまう。その事故が外部からの魔法が関与していると見抜いた達也だったが、というお話。
普通に考えますと九校戦に優勝したい他校のしわざのように思えるのですが、競技委員まで抱き込むことができる高校が存在するのかと考えますと、どうなんでしょうねぇ。
そもそも九校戦に優勝したからといってどのような特典が得られるのか、そしてそれは露見した時の罰に見合うようなものなのかと考えますと、やはりここまで深く静かに進行しているテロ集団の仕業と考えるのが妥当なのかもしれません。
でもそれが何故九校戦を標的としているのかが分かりませんで、…謎が多いなぁ。
いつもの私なら「謎が全然語られていねーぞ!」と不満を書くところなのですが、この作品の場合不思議と不満を感じないのでございます、…なんでだろう?
多分(まだ)謎の方より特殊な学園生活と登場人物たちの個性を見る方に興味が取られているからなのでしょう。それらを見せながら物語の本筋が少しづつ語る手法が上手く行っているからなのかもしれません。
次回司波くんの謎解き編!(笑)