蟲師 続章 第十話『冬の底』

ギンコ、冬山で遭難すの巻。
さてこれをどう解釈したものかと思案投げ首。
蟲と申しますか山の神、ひいては生きているものは人が考えるよりもずっと柔軟でしぶとく、ギンコのように簡単に生きることを諦めたりはしないとでも考えればいいなかなぁ。
一見冬はなにも生きていないように見えますが決して死んでいるわけではなくただ眠っている。そして春の到来とともに一斉に命が息を吹き返す。それは通常の生き物蟲も同じ。つまり皆この世界で生きる仲間なのだと言いたかったのかもしれませんね。
うんでもギンコならあの状況に置かれる前に気が付かないと蟲師としてはどうなんでしょうねぇ(笑)
まんまと山神に光酒をかすめ取られてしまいましたが、山神本のために奪ったのではないのですから今回は完全にギンコの負け、それも気持ちのいい負けでございましたね。
そして次回はまたもや特別編。…本当にスケジュールがきつそうでございますねぇ。