極黒のブリュンヒルデ 第3話『鎮死剤』

登校してきた寧子は全身包帯まみれで良太がその理由を知ろうと隠れ家へ。そこで佳奈から彼女たちの運命を聞かされて、というお話。
どこかしらに希望があればどんなに悲惨で救いようのないように見える物語でも耐えることが出来るのですが、一日一錠の薬を飲まなければ死んでしまう、相手の魔法使いのほうが力は上、組織は強大で良太は無力と絶望しか感じられないので辛い(笑)
今回延命のために薬を奪いに行きましたが、たとえ今回成功しても有限の命(最も人間もそれは同じなのですが)に変わりはなく、少し先に伸びるだけで根本の解決にはなりえない所がまた辛い。
これで良太に魔法使い以上の力があればまだ希望があるのですが、…どう見ても普通の高校生だしなぁ。
辛い辛い、悪い予感しかしない今作品なのですが、寧子がクロネコ出ることが確定したようでございますし、魔法使いたちの運命共々もう目を離す事はできそうもなく。作者の術中にはまってしまったようでございます。
ああ、希望が欲しい!(笑)