ゴールデンタイム 第23話『ラストスマイル』

自己以降の記憶が失われる直前の万里の焦燥と悟りのお話。
あの状態の万里に日常生活を送らさせている周囲はどうなんだろうかと最初に考えてしまいましたよ。少なくとも病院に連れて行け、と。
万里がたどり着いた結論はある意味正しいのですけど、今を生きるためには過去も必要ですし、それが不確定な未来に進む力になると思うのですけどねぇ。
ですから万里は事故以降の2年間の記憶がなくなってしまうことを過度に恐れるよりも、その失う2年間を取り戻そうという強い意思を持つ方がいいのかもしれません。
だってその2年間で万里はかけがえのない仲間を得ることができたのですから、消えた記憶の隙間は彼らがきっと埋めてくれるでしょうから。
リセットされた万里のその後は次回の最終回で明らかになるようでございます。