そにアニ -SUPER SONICO THE ANIMATION- session12(終)『ここにいまうs♪』

晦日、第一宇宙速度が年越しライブをしたお話。
この作品の最強キャラはそに子のおばあちゃんだったでござる!(笑)
これまで支離滅裂なエピソードの「パーツ」が一点に集中した最終回でございまして、ここは構成の黒田洋介氏と監督の川村賢一さんの良いお仕事の成果だったと思います。
この作品の目標と申しますか主題が「いかにしてそに子を魅力的に見せるか」というものであれば、それは十分に達成していたかと。
唯一の不満が作中で演奏されていた音楽が自分の趣味とは違っていたことでございまして、これはどうしようもない事ですからまさに重箱の隅(笑)
こうした作品の場合、どうしてもオリジナルでなければならない理由が存在している事は理解しているのですが、数多ある過去の偉大な音楽を作品に取り込むことはできないものかと考える次第でございます。
確かに版権処理が難しい、そもそも許可がおりないということもあるでしょうが、名曲はどんなふうにアレンジされてもその魅力は失われないでしょうから、一曲くらいはインパクトの有るロックを使って欲しかったものでございます。
演奏シーンは3DCGと2Dが混在しておりまして、それでもかなり違和感が改善されてきたように見えました。この分野は日々進歩しているようで、その過程として楽しむことができました。
あと数年もするとどこかの作品で見事なフル3DCGの演奏シーンを目撃することができるかもしれませんね。