マギ 第20話『再会』

ファナリスのムーがアラジンに向けて振り下ろした極大魔法を突如現れたアリババが食い止め、さらにそこへシェヘラザードが現れて、というお話。
アル・サーメンの正体とその目的が明らかになりましたが、こういった「世界を滅ぼす」事を目的にしている組織って何が楽しいのかが分かりませんでなかなか感情移入が難しいなぁ。
いや世界の敵に感情移入などしなくてもいいのかもしれませんが、魅力的な物語には魅力的な敵が必要ですし、魅力的な敵には納得の行く動機も必要ではないでしょうか。
何もかも滅ぼして無の世界を手に入れて満足できるとして、何故その世界が必要だったのかが描かれませんと見ていて感情移入できないかと。
その辺が明確になれば印象も変わってくると思いますが、さて今シリーズ中にそこまで描いてくれるのでしょうか。
さてアラジンとシェヘラザードの間では停戦が成立いたしましたが割って入るように煌帝国参戦。モガメットの「奥の手」も残っておりますし、波乱はもう一山残っているようです。
…モルジアナの出番はまだかっ!(笑)