凪のあすから 第十七話『ビョーキなふたり』

要が還ってきて色んな所で「変わらない想い」に悶々としたお話。
変わらない想いが純粋で美しいものであることは否定いたしませんが、同時にその想いは自分自身を縛る枷にもなってしまいまして、どうにも扱いにくい思考回路でございますね。
自分がそういう想いを抱いたことを消すことはできませんのでどこかで折り合いをつけるしかないのですが、子供である光たちがそうした事に気がついたり自分を納得させたり出来るかといえばたぶん無理(笑)
だってそういうズルさを身につけるには彼らはまだ幼すぎて純粋過ぎますからね。
結局自分自身で学ぶしかないのですが、人の気持ちに思い至らないうちはどうにもならないかもしれませんね。
それに致しましても地上の異変はまだ終わったどころか始まってもいないように見えるのですが、何故次々と目覚めているんでしょうねぇ?