バディ・コンプレックス #04『決断の時』

戦闘中に雛に気を取られてコンラッド大尉に怪我を負わせてしまった青葉はディオから責められて落ち込んでしまう。被弾したシグナスの修理のために降りた故郷習志野の町の変わり様を見て、青葉はこの世界で生きて行くことを決心。シグナスは本格的な修理のために千歳へ向かうが途中民間飛行船からの救助要請を受けて、というお話。
70年後の世界を見て青葉くんが壮絶に落ち込むかと思いきや実にアッサリこの世界に適応しようと決心しまして、主人公としての見せ場(笑)の扱いが軽かったでしょうか。
これは主人公としての自己主張不足と見えなくもないのですが、この軽さと申しましょうか薄味(笑)のおかげで作品が不必要に重たくならないでサクサク進行する助けになっているのかもしれません。
もっとも青葉の場合この先に雛との出会いと別れといった主人公としての最大の見せ場が待っておりますので、それまでは彼の目を通して「今の世界」を語るだけでいいのかもしれません。
ディオの家族登場。
もう一人の主人公は恵まれない家庭で苦悩するのでしょうか?