黒子のバスケ 第41Q『今勝つんだ』

今宮の黒子封じ、桃井の分析による完璧な防御で桐皇に追い詰められる誠凛。しかし誠凛のメンバーはまだ誰も諦めてはいなかった、というお話。
この試合の中だけでも能力のインフレが激しくなっておりまして、ウィンターカップ初戦でこれでは次戦以降は大丈夫なのかと作者の創作能力を心配してしまいましたが、黒子の「先のことは…またその時、考えます!」という台詞は作者さんの心の声なんだろうなぁ(笑)
青峰のダブルクラッチなんかはNBAでも時折観ることが出来ますが、まああんなに滞空時間が長いのは全盛期のM・ジョーダンくらいなものですが、それでも出来ないことはないわけで、その意味では誇張は激しいけれど現実の延長線と見えなくもございません。
ただ黒子っちのオーバーフローになりますと「訳が分からないよ!」とQベェのように呟いたり、「ありえない技に逃げるその精神の弱さが問題だ」という宗方コーチの言葉が聞こえてきたり(笑)
まあ放送時間内は制作陣の「魔法」にかかって見入っていれば問題はないのですけどね。
一杯一杯の誠凛に対してまだ青峰という切り札がある桐皇。勝敗の行方はやはり火神の覚醒しかなさそうですが、…まだ彼にも伸びしろは残っているんでしょうかねぇ。