のうりん 第3限『スーパー姑大戦 実習篇』

初実習に臨む林檎にライバル心をむき出しにした農、農地を舞台に壮絶な女の戦いが繰り広げられるのだった、というお話。
今回は大地丙太郎さんの絵コンテ。らしいのからしくないのか分かりませんでした(笑)
相変わらずギャグがハイスピードで突っ走っておりまして、…個人的にブルマとか旧スクとかはどうでもいいのですが(笑)
同じように農業を扱っている「銀の匙」でも農業関係の「汚さ」(生き物を扱っているのですから当然のことで、それ自体に嫌悪感は全くないのですけど)などが描かれておりますが、あちらより本作のほうが本物の「臭い」がしてくるようで不思議(笑)
これは作者の生い立ちに由来しているんじゃないかと邪推しておりまして、農業の中に身を置いていた人と外から見ていた人の差が、諸々を「当然」と感じていたか「特殊」と感じていたではないかと。
私も田舎育ちでございますので「肥溜め」なんてものがそこら辺にあったような場所でしたし、豚舎鶏舎牛舎も近くにございまして、夏場は臭いが辛かったなぁ(笑)
まあ外側にいる人間にとって「笑い」に繋がるのですけど、このまま「嗤い」にならないよう気を使っていただけると幸いでございます。誰かをバカにして笑うというのは最低ですからね。
ED。
間違いなく「うる星やつら」(というより「南家こうじ」さんかな?)へのオマージュだよなぁ。大沼監督は本編だけのパロネタでは飽きたらなくなったようでございます(笑)