リトルバスターズ!〜Refrain〜 第12話『お願いごとひとつ』

現実に戻った理樹と鈴は想像以上の惨状に打ちのめされそうになるが、というお話。
寸前まで楽しく過ごしていた友が、数多くの思い出を作ってきた友が無残で物言わぬ骸となって横たわり、それを目にしたとしたら。
…田舎で暮らしておりますと死者と向き合うという経験は多分都会の方より多いのではないかと考えますが、幸いなことにそうした場面に遭遇する機会はまだございませんので迂闊なことは書けません。
特にあの震災が身近で起こり、あの場所からそう離れていない当地にも数多くの避難者の方々が暮らしておりまして、そのほんの一部の方を知っている程度ではございますが、時折見せるなんとも言えない表情を見ると特に、ね。
想像はできても実感はできませんで、こればっかりは実際に経験する以外理解は出来ないのでしょうけど、私が死ぬまでの間にそうした経験をしないで済むのであればと願うばかりでございます。
もしかすると人間そうした事態に遭遇して本当の慟哭や絶望を知っておいた方が生きる上では良いのかもしれませんが、…これは経験したことがないからそう考えているだけでしょうか。
最近は創作でも人が死ぬお話に出くわしますと過剰反応している自分に驚きまして、…ヒトデナシとしては失格ですなぁ(笑)
さて、理樹と鈴は亡くした人と過ごして時間を無駄にしたくないと決意。
若者は傷つきやすくて脆いのかもしれませんが、同時に柔軟さも兼ね備えておりますので悲しみに沈んだままではいないでしょう。どういう未来を目指すのか、それは次回の最終回で明らかになることでしょう。