ストライク・ザ・ブラッド 第11話『天使炎上篇Ⅲ』

無人島のはずがそこにアルディギア王国のラ・フォリア・リハヴァインも流れ着いていて、彼女を追いかけてメイガスクラフト社もオートマタがやって来る。古城は眷獣を使ってこれを撃退するが、今度は模造天使の最終段階を迎えた叶瀬夏音を連れて古城たちに襲いかかって、というお話。
話数を重ねたことで古城たち登場人物にも慣れたようで物語に集中できるようになってまいりまして、やはりある程度尺は必要だなぁと改めて実感しているところでございます。
この作品の場合、古城たちの見せ方にはこれといって不満はないのですが、それと相対する相手側に少々難ありでしょうか。
今回は一企業の業績回復(笑)に起死回生策として模造天使を作るというものでしたが、敵としては小物すぎるように感じられまして困惑。
まあこれは徐々に大物が登場してくる可能性もあるので、この段階であーだこーだ言うべき問題では無いのかもしれませんが、一方で折角「吸血鬼」ですとか伝奇的な要素を取り入れているのですから、あまり科学の力など使わないでそちらに特化して頂きたいかなぁ。
夏音に撃たれて倒れる古城、…いやもう死なないことは分かっておりますからそんなシーンは要らないですよ(笑)