凪のあすから 第九話『知らないぬくもり』

子供たちだけで「おふねひき」をしようと光たちは陸のクラスメイトと準備に奔走、その頃しおししおではうろこ様から禍事が語られて、というお話。
まないは今の人間関係を壊したくなくて自分の気持を押し殺しているのですが、それを紡に指摘されてキレちゃいました(笑)
確かに何の自制もなく自分の気持をぶつけるのは子供のすることですが、だからと言って気持ちを伝えることなく消してしまうのも大人のすることではございません。
まないの場合は自分の気持を伝えても受け入れてもらえない時のことを恐れるがあまりそれを押さえつけているだけに過ぎないんでしょうね。
大人はちゃんと相手に伝えて、それで傷つくことがあってもその傷ごと受け入れられるから大人ではないかと。まないにその覚悟ができた時、大人になれるのかもしれません。
と云った少年少女の成長の過程を描きながら事態は剣呑な方向へ。
てっきり海側が危機に見舞われるとばかり考えておりましたら危機は陸側に訪れるのか。なんにせよ永遠に変わらないものなんて存在しないのかもしれません。