機巧少女は傷つかない 第8話『Facing "Sword Angel" Ⅳ』

雷真はラビの兄弟たちを助けに乗り込んだ孤児院でロキと遭遇、しかし彼は雷真と戦おうとはせず共に戦い始める。そこへルシファーを伴ってブロンソンが現れて、というお話。
今週も折角のアクションシーンが暗くて残念でございましたが、それは兎も角。
ロキという「仲間」を得ることでようやく雷真のストレートな感情の発露を観ることが出来たことが今回の収穫でございました。
ハーレム配置ばかりですと主人公が女の子に振り回されてばかりになりがちですが、ここに同性で対等なキャラを配置したことで急に雷真が年相応な「男の子」として生き生きとしたように見えました。
もっともこれにはCVの下野紘さんの演技も大きく寄与しておりまして、こういう役ははまり役ですねぇ(笑)
ブロンソン関係につきましては典型的な小悪党と云った印象でございまして、序盤としてはこれ位で丁度いいと考えたり、この程度なのかと拍子抜けしたりしたのですが、この辺はこの物語が終わってみないと何とも言えない部分でございますね。
雷真の周りも少し賑やかになりまして、この人物配置が活かされれば物語はさらに奥行きを増してくれるような気が致します。