COPPELION コッペリオン 第7話『遥人』

第1師団の目的が判明、そして息吹の陣痛が始まり病院へ向かう荊たちの前に小津姉妹が現れて、というお話。
荊が瀕死の重症を負ったように見えたのですが、一日で歩き回れたり外に出かけたりするほど回復したのはコッペリオンとしてそういった「能力」があるってことなのでしょうか? どうもそこら辺の説明が足りていないような気がいたします。
物語は淡々と進行中。本当に「淡々」で、もう少し山場を作って頂きたいものでございます。
ここまで視聴してきたエピソードではこれといった哀しみも怒りも湧いてまいりませんで、こういう状況に追い込まれてしまった人間のそうした部分を描かないままでは作品としてどうなんでしょうね?
如何様な作品世界を作ろうと、其処で生きる人間を描いて見せてこそ物語の存在理由があるのではないかと考えております。