凪のあすから 第六話『巴日のむこう』

まなかたちを避けるようになったちさきと、そのことに心を痛めるまなかのお話。
自分の心を制御できないから子供なのかもしれませんが、むき出しの本心をぶつけ合うことが出来るのも子供の特権なのかもしれません。子供なりの自尊心というものはあっても、まだストレートに気持ちを伝えられるだけ大人よりマシなのかもしれませんね。
ちさきにしても光にしても好きな相手に対して意識過剰になっていたように見えまして、あれじゃまなかが可哀想ですよねぇ(笑) 要以外はまなかを子供扱いしているのですけど、君たちの方がよっぽど子供だとテレビにツッコんでしまいましたよ。
子供たちにとって大人たちから学んだ先入感よりも実際に触れ合った経験の方が確かなようでして、「おじょしさま」作りに集まった場面が清々しく感じられました。
こういう場面を見せられまして、子どもの世界に大人の思惑を持ち込んで欲しくない、子供たちの世界を守るのが大人の役目ですよねと、先の展開を想像して心配にもなったおじさんでございます。