ストライク・ザ・ブラッド 第5話『戦王の使者篇Ⅰ』

新章開幕。
古城に新たな敵が登場しましたが、今回は顔見世にとどまっておりましたので本当に敵なのかも含めまして詳細は不明。
作品の背景は大がかりのようですが、長い小説原作を章毎にアニメ化する作品のご多分に漏れず、全体像が一気に開示されませんので主人公たちの立ち位置が今ひとつ掴みきれないでおります。
延々と放送してくれる作品であればこの辺は「そのうち全部分かるだろう」と鷹揚に待つことも出来るのですが、「俺達の戦いはこれからだっ!」で終わってしまうことが分かっておりますので中々のめり込む事ができないんですよねぇ。
それと章の受け渡しで前回までの盛り上がりが一旦リセットされてしまう構成も問題でして、メディアミックスも長くなっておりますので、本気でアニメ用の構成を考慮する時期ではないかと。…この作品のことだけじゃございませんが。
古城たち登場人物の会話を含めた描き方には好感がもてますので、彼らの活躍する舞台が定番すぎるところが惜しく感じられます。