ゴールデンタイム 第4話『ブラックアウト』

怪しげな宗教勧誘から逃れ一安心した万里だったが、香子と光央の修羅場に巻き込まれて、というお話。
修羅場の最中に自分の発した言葉が万里を傷つけたと考えられる香子を見せられますと、やはりこの娘は悪い娘じゃないんだよなぁという思いが強くなりました。
ただ光央はその恋愛感情や気持が相手(光央)に向いていなくて、あくまで自分(香子)にだけ向いていることを見抜いていたのかもしれませんね。…恋愛は共同作業ですから。
ですが、決定的な破局を迎えるこの段階に至るまでにキチンと指摘しないできた光央にも罪がないとは考え難く、…やはり香子と光央の此処に至るまでのエピソードが必要だったかもしれません。
振られたということは香子のこれまでの人生全てが否定されたわけですが、やはりこの娘のメンタルは強靭だったようで、其処はこの作品の救いでしょうか。このまま落ち込んで精神を病むという展開もあったでしょうしね(笑)
今の万里も万里、周囲の人間から拒絶されていると考えることは万里も周囲の人間を拒絶しているのではないかという、とても失恋直後の人間が発したとも思えない(笑)ありだたいお言葉で少しだけ前を向こうとした万里が実家で見た「過去」に何故かリンダ先輩(万里は事故で大学入学が一年遅れなので、本当は同学年なんでしょうね)とのツーショット写真が。
うむ、ドロドロの人間関係の開幕かもしれません。
佐藤聡美さんの「地獄の豚バラ炒め」はいつかフルバージョンでお願いします(笑)