ぎんぎつね 第3話『神様のいる所』

学校帰りに拾った亀を神社に持ってきたまことは、その亀が神使だと銀太郎から教えられる。冴木神社とは系統が違う神使なので同じ系統の松梅大社に連れて行こうとまことと銀太郎がデート(笑)したお話。
たとえ見えなくてもそこにいる「何か」とは繋がっていると考えられるのは素敵なことでございまして、そういった考え方を失ってしまうと「神様」たちも生きる場所を失くしてしまうんでしょうねぇ。
神様は人の心が創りだした幻影なのかもしれませんが、人が想いをなくしてしまえば存在自体もなくなってしまう脆い存在でございまして、寄り添って生きて行けるものがあるのは心を豊かにしてくれると考えております。
ただ神様たちは長命です(「神使}の銀太郎も)ので多くの出会いと別れを繰り返し寂しい時間の方が長いのでしょうけど、まことのように接してくれる人間が彼らの救いになっていてくれるようでございますね。
神様を信じる信じないはどうでもいいのですが、彼らの存在と彼らを「創った」人間たちの心を多くの人間が「愛して」欲しいなぁと考えた次第でございます。