サムライフラメンコ 第2話『傘がない』

町の細々とした不正を指摘して回る正義の原点話。
すべてのルールを遵守していたらこの世の中はどれほど生き難い世界かと普通は考えそうなものですが、正義の辞書に適当なんて単語はなさそうですね(笑)
必要だからルールや法律はあるのでしょうし、ルールだから守らなければいけませんが、そのせいで人の生活に支障がでてしまえば本末転倒ですし、難しい問題ですねぇ。
正義にとって小さな悪事は大きな悪事の芽であり摘み取らなければいけないもののようですが、それは一人でなんとか出来るような優しい道ではないことに早く気付くべきでしょうね。
このまま正義はドン・キホーテとしてしか存在できないのか、それとも何かを動かすことが出来るのか。
小さなことからコツコツととは申しますが、小さなことをいくら集めても小さいままでしかないのも冷徹な事実ですからねぇ。