ダンボール戦機ウォーズ 第27話『よみがえる戦士』

危ないところを第5小隊のタダシの射撃に救われたアラタはタダシにスナイパーを勧めるが、タダシにはスナイプで辛い過去があって、というお話。
此処しばらくはセカンドワールドの真実ですとか、そこで戦う意味などが問われた内容がメインとなっておりまして、物語もいよいよ佳境に差し掛かって来たと盛り上がってきたのですが、ここで第5小隊のタダシにスポットを当てるスタッフが何を考えているのか分かりません(笑)
とは申しましてもこういった主役以外のキャラをピックアップしてくれるお話は大好きでして、…でもその対象がこれまでほとんど描かれなかった第5小隊のメンバーなのはやはりおかしいかと(笑)
今回の戦闘シーンのメインは狙撃でございまして、多分これがやりたかったためにタダシを主役に据えたのでしょう。その思惑は当たっていたように見えまして、近接戦が多いこの作品にいい変化を与えてくれました。
やはり戦闘のバリエーションが多ければ、汎用の機体にもかっこいい見せ場は用意できますし、プラモの売れ行きにも貢献できると考えますと、もう少しこのようなエピソードを見せてくれればと考えてしまうのでございました。
そして念入りにワタルのフラグを構築。
彼が助かってしまいますとパラサイトキーが出現しないわけですからワタルの退場は既定路線なのですが、なにもそこまで入念に仕込まなくてもとスタッフのドSっぷりに呆れるやら感心するやら(笑)