ドキドキ!プリキュア 第34話『ママはチョーたいへん!ふきげんアイちゃん!』

ジコチューと戦っている最中アイちゃんの機嫌が悪くなり、その泣き声を聞いたイーラとマーモが何故かパワーアップ。戦いには勝利したがアイちゃんの機嫌は直らなくてマナたちはそのお世話に苦労して、というお話。
言葉を喋れない赤ちゃんは表情と泣き声だけで意思を伝えようとしますが、往々にしてそれは伝わらないようになっておりまして周囲の大人は困惑するしかなかったり致します(笑)
そういった苦労を大人にかけて子供は大きくなって行きますし、その子供たちもやがて同じ苦労を味わうことになるので、気にすることでもございませんし、それが親の醍醐味って者でございます。
マナたちには少々早い経験だったかもしれませんが、親たちの気持ちを理解できる経験をしただけもアイちゃんに感謝した方がいいのかもしれませんね。
特効薬はございませんが、周囲の人間の笑顔(その笑顔を作れる精神的余裕)が赤ちゃんにはなによりでございましょうし、その笑顔こそがこの作品の主題でございますので、いい具合に絡めた脚本でございました。
王女さま登場。…存在を忘れておりました(笑)が、そろそろ終幕に向かっての「仕込み」が始まるような予感がいたします。