宇宙兄弟 #75『わたしの両手』

Aパートはバトラー室長へアピールするムッタのお話でございましたが、…ついでに愛の告白なんてするもんじゃないですね(笑)
一転してBパートは重いお話。落差がヒドイなぁ(笑)
今まで意識することなく動かしていた体が次第に動かなくなって行くというのはどういう気持ちなのか、当事者になったことがございませんので迂闊なことは書けませんが、おっさんもいい歳になりまして若い頃とは体の自由度が全然違うという経験はしておりますので、シャロンの絶望の一端はなんとなく分かったり致します。
ただシャロンのそれはやり残している事があって、それが実現に向けて動き始めているというのに何もできないことに対する絶望でございますので分かったような気分にはなれません。
様々なことを成し思い出を作り上げてきた両手。もうその手からは何も生み出すことはできなくなりましたが、シャロンは諦めてばかりではございませんでした。
彼女の不屈の闘志に自然と涙がこみ上げてまいりました。ムッタも立ち止まっている時間はございません!