シリーズセカンドシーズン 第閑話 傾物語『まよいキョンシー其ノ壹』

夏休みが終わろうとしている8月20日、阿良々木くんは忘れ物のリュックを届けようと八九寺真宵を探す途中式神斧乃木余接と遭遇。結局八九寺は見つからず余接にアイスをおごって帰宅した阿良々木くんは、始業式を前日に控え宿題を何一つ終えていない事に気付き忍に何とかしてくれと駄々をこねたのだが、というお話。
冒頭の忍野扇との危険と安全についての会話には、このエピソード全体について重要な意味が含まれているように見えたのですが、そう見えただけで実はあまり関係なかったりする可能性もございまして…、作者の罠かもしれません(笑)
余接との会話も同じで「死んで生き返る」「死んで生まれ変わる」「死んだまま」の形態についての考察が長々と語られておりまして、…前フリなのかなぁ。
そして本エピソードのメインイベントの「タイムトリップ」でございまして、宿題のために一日前に戻りたいという阿良々木くんの邪まな願望が11年前といった想定外の事態に発展。…それにしても忍のいい加減さが怖い(笑)
この11年前というのは八九寺がまだ生きていた時代なのでしょうから、阿良々木くんは「その時」に直面する事になるのでしょうか?そしてその時彼はどう行動するのでしょう?