幻影ヲ駆ケル太陽 episodeⅢ『とむらいの声』

「戦場」で迷いを見せたあかりはメルティとプリシラに拘束され学園へ連れ戻される。ダエモニアを倒すことは人を殺すことという事実を知って戦う意味をあかりは探すのだった、というお話。
ダエモニアの声が聞こえらから迷いが生じたあたりは少女らしく良かったのですが、もう一歩踏み込んであの園児たちが殺されてあかりが狂気に踏み込んで下さいますともっと良かった、…本当にヒトデナシですなぁ(笑)
もっともそうなってしまいますとあかりの立ち位置が全く違ったものになってしまうでしょうから、現時点ではこれ位マイルドの方が後々の悲惨な展開(願望)との陰影が付きそうでいいのかもしれません。
少女たちはそれぞれが悲惨な過去を抱えていそうですし、それを利用しようとしている悪意の影も垣間見えたので多分おっさんの期待通りの展開になるでしょうけど、それがどれくらい陰惨なものになるのかまでは想像できませんし、草川監督が其処まで踏み込んでくれるのかも見当は付きません。
トラウマを植え付けるような作品になってくれることを期待しております。