カーニヴァル 第11譜『アイスクリームパレード』

平戸がヴァントーナにあるリンダイン社の総帥からガルド社の情報を受け取っていた頃、街を散策していたナイ・ガレキ・ヨギの三人はヤナリという少年と出会って、というお話。
こういった単体のエピソードは良い出来なのですから、この繰り返しの中でキャラを描き込んだり作品世界の奥行きを作ってくれればいいのになぁというのが正直な感想でございます。
どのみちこの作品を完全な終幕までは描き切れないのでしょうから、であれば原作のCMとしてキャラや作品の魅力を伝えることだけに特化しておいた方が作者や出版社、そして視聴者にとっても幸せだったような気がいたします。
1クールで何もかも描く場合、それ専用のオリジナルな企画か、原作者の了承を得て再構築するくらい思い切って頂きませんとこのモヤモヤ(笑)は永遠について回ってしまうのでしょうねぇ。…この作品だけじゃないですけどね。
この作品の場合多くのキャラが登場しておりますが、主役クラス以外の魅力が伝わってまいりませんし、サブキャラに折角カワイイケモノたちがいるのにそれもあまり有効利用されていないところが残念。
ヤナリの情報でカロクの所在地が判明。
再会してもまた離れ離れになるなると予想しておりますが、さて。