ドキドキプリキュア 第16話『レジーナ猛アタック!マナはあたしのモノ!』

キングジコチュ―の娘であるレジーナがマナを「ともだち」に指名したお話。
友だちというものは支配したりされたりするものではないのですが、子供ってやつはその辺のことがよく分かっていないようでして、このレジーナとマナの関係はよく見たものでございます(笑)
いや支配したいという欲求ではなくて、単純に世界の中心に自分が居るという感覚なんでしょうね。幼児の頃は親がそれを許しておりますし、まあ子供の特権とも言えますから、それも仕方ないとも申せましょう。
ただ人間社会で暮らしているうちに世界は皆のもので自分の思い通りになることは少ないですとか、友だちとはイーブンの関係の上に成り立っているなどを学んでようやく「人」として人間社会の一員になれるわけでございます。
そうした事を考えますと、このレジーナという存在は敵方ではございますが、メインの視聴者の鏡として登場させたのかもしれませんで、これまで描かれていた「ジコチュ―」描写よりよほどしっくりしますし、子供たちの良い教訓(反面教師として)になるような気が致します。…どんどん我儘を言って頂きたい(笑)
で、協調性の欠片もない彼女でございましたが、これはレジーナが本当にお嬢様だからなのか、それとも「生まれたて」で学習していないからああいった立ち居振る舞いの及んでいるのかが未確定。
これまでアイちゃんが王女さまの世を忍ぶ仮の姿(笑)と考えていたのですが、もしかするとレジーナも女王様の「一部」で、キングジコチュ―によって分割されているのかもという可能性も出てまいりましたね。
…まだ序盤ですので今からこんな推理に意味はないな(笑)