とある科学の超電磁砲S #5『絶対能力進化計画 (レベル6シフトけいかく)』

「妹」と会った美琴は奇妙な交流をを楽しんだが、「妹」から得た情報を探って恐ろしい計画を知ることになった、というお話。
前半の明るく楽しくそして温かい内容から後半の一片の救いもない冷たい世界への変化、暗転とでも書けば宜しいのでしょうか、この見事な落差に引き込まれまして、そこからあのEDと今回はスタッフ頑張り過ぎでしたね(笑)
魔術サイドでもこの実験の件では実験体としてのシスターズへの哀しみしかなかったのですが、あちらサイドではあくまで上条ちゃん視点でございましたので、今回美琴視点で語られると更に哀しみが増すばかりと危惧していたのですが、案の定でしたね。
「妹たち」に感情がない(訳ではなく、表情として出せないだけなんだと考えておりますが)ことで、視聴している此方といたしましては彼女たちの気持ちを推測するしかないのですが、これが彼女たちが感じている哀しみを視聴者にダイレクトかつ増殖して伝える効果があるのかもしれません。
最近はこういった救いのないお話に耐えることが出来なくなってまいりまして、もっともこのお話の最終到達点は既に観ているので安心も出来るのですが、でも過程はねぇ…。
魔術サイドでは語られなかったお話が続くのでしょう。次回は一方通行さんと美琴の直接対決らしいのですが、…美琴の能力では一方通行さんの相手ではなさそうですから酷い話になりそうで(視聴している私といたしましては)前途多難でございます。