宇宙兄弟 #51『生きた石コロ』

ダイヤモンドとか宝石じゃなくて、「石コロ」といった自然体が良かったですねぇ。
大多数の人間は特別な人間などではなく石コロでしかないというのは経験と実感から納得できるのですよ、怒る人もいるかも知れませんが。誰だって自分は特別なんだと考えたいですからね。
でも石コロだって「動けば」生きているんだと考えられることは素敵な事でございまして、…「分」とでも書けばいいのでしょうか、人にはそれぞれ頑張れる場所があるような気がしているのでございます。
「石」だっていい、高望みはしない。でも生きていなかったら何も始まらないじゃないか。そんな事が語られていたんじゃないかと考えてしまいました。
新田と弟が安易に和解しなかったのも良かった。新田が自分の心を見直し、弟も歩き始めてからが本当の和解が始まるのですから、今の段階ではそこまで話を進める必要もございません。
そしてアマンティの占いが的中したことでムッタの未来に暗雲が(笑)
次週からは土曜日午後に放送時間が移動だそうで日々人から「早起きご苦労様でした!」とか言われましたが、日曜早朝の方が視聴し易かったんだよなぁ。
渡辺歩監督は「団地ともお」の監督もなさるそうで大丈夫なのかと心配いたしましたが、考えてみればこの作品と「謎の彼女X」も平行で監督していたので大丈夫なんでしょうね。引き続き頑張って下さい!