俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる #11『合宿前夜のワクワクは修羅場』

冴子が勤めるゲーム会社主催のコンテストに出場する事を条件に合宿先を確保したお話。
お話としてはそれだけでございまして、海辺の水着も宿舎のお風呂も(笑)次回でということでございますが、肝心なのは冴子の登場で均衡を保っていた女の子の関係が不安定になったことでしょうか。
まあ全員鋭太が好きなのですから「均衡」というのも変な話で、本来であればタイトル通り毎回「修羅場」が繰り広げられていて当然な状況ですよね。…一応スタッフ的にはあれで「修羅場」のようなのですけど(笑)
女の子の関係性が「崩壊」しなかったのは現時点では鋭太の気持ちが誰かひとりに向いていないことを全員が(女の勘かっ!w)知っていたからで、いよいよそのバランスが崩れるのかもしれません。
ただですね、その前提として女の子の気持ちが不思議な友情で結ばれるといった描写が足りていないような気が致しまして、それがあるとないとでは崩壊の悲惨さ(笑)、それこそ「修羅場」の盛り上がりが全然違うと考える次第でございます。
文章であれば「行間」にそれらを読み取ることも可能ですし、エピソード終了毎に想像(妄想か?)しながら補足もできるのでしょうが、アニメというメディアは「画」で表現してある分こちらのイマジネーションをなかなか許してくれないものがございまして…、難しいですねぇ。
シリーズが長くなればこの辺も解消されると思うのですが、今のアニメ環境ではそれも難しそうですし「素材」の良さが活かし切れていないように感じております。