キューティクル探偵因幡 #08『佐々木優太誘拐事件/因幡親子決裂事件(前編)』

前半が勇太による荻野抹殺計画の茶番(笑)、後半は因幡父子と荻野祖父との過去と現在のお話の前編。
Aパートは首領がそこそこ登場して賑やかなエピソードで、おっさんがこの作品に抱いているイメージ通りの展開でございました。
首領を始め登場するキャラの大半は生半可な事では死なないといった、ギャグでは定番ではございますがだからこそ何でもアリが成立する設定を活かしていたかと。
一転Bパートはシリアスな内容でして、このギャップも作品の魅力のひとつなんでしょうね。ただあの荻野の祖父が拳銃ごときで死ねるのかという疑問が(笑)
そういった部分で二つの世界の整合性がとれていないようにも感じるのですが、そのアンバランスさを「ギャグ故に」で有耶無耶にしてしまうのは惜しいように思ったり致します。