ささみさん@がんばらない 第五話『まだ本気出してないし』

ささみさんが友だちを欲しいと願ったお話。
願えばなんでも叶ってしまうささみさんは幸せなのだけれど、周囲の人間(?)は大迷惑を被るといった内容でございました。…これはいつもの事か。
そんな中かがみは義務としてではなく心からささみの友だちになりたくて奮戦、ささみがその行為の意味を知り上っ面の友だちではなく本当の友人を得たという部分が、…ちょっとジーンとしました(笑)
これはささみさんにしてもかがみにしても人の心を得て行く作品…、ピグマリオンの亜種なのかなぁ?
シャフトの作品全てを視聴しておりませんので断定的な事は書けないのですが、とにかく主要登場人物以外の所謂モブと呼ばれるキャラに人格が存在していないのが不思議。
いや不思議じゃなくてそういう作品を好んでアニメ化しているのかもしれませんが。確かに1クールのアニメで大勢のモブやゲストを登場させても深く掘り下げることはできないでしょうから、最初から排除しているのかもしれません。
結果毎回「舞台」を観ているような錯覚に陥りまして、今回なんてささみとかがみの二人芝居ですからねぇ(ただし今回は「たま」が重要な役割を演じておりましたが)。
この手法がシャフトをしてシャフト足らしめている所以と考えております。