銀河へキックオフ!! 第35話『銀河への始動』

ラクシア杯に出場するためスペインにやって来たプレデター。自分たちで考えて試合をしたいという翔たちの申し出を勝ちゃんさんは受け入れる。一方青砥の父親捜しは難航、そして予選リーグが始まった、というお話。
この作品に登場する子供たちは標準以上の技術も心も備えておりますので「自分で考える」ということが当たり前のように見えますし、ですからコーチの勝ちゃんも任せて当然とばかりに落ち着いて居るのですが、普通子供のやる事は大人から見れば「穴だらけ」で、だからアマリージョのコーチのようにあれこれと支持をだし「導こう」とするわけでございます。
ですが負けても次がある少年サッカーであれば自分の頭で考えて失敗さえも糧とする方が将来の成長につながるでしょうし、そのためには勝ちゃんのような指導方針こそが正しいのでございます。
ただ実際にプレーする子供たちよりも、外で眺めている大人の方に忍耐力が求められるわけでございまして、それが子供たちを指導する大人が備えていなければならない絶対的なスキルなんだろうなぁと、昨今の話題を思い浮かべながらこの作品を視聴いたしました(笑)
体罰に関しましては「痛みを伴わなければ気付けないような事態に、信頼関係があった二人の間で、全責任を取れる覚悟があった場合」に限りアリだと考えておりますが、…こんな条件を満たすのなら言って聞かせることが可能なんですよねぇ(笑)
さて、予選リーグ一勝一分け一敗というリアリティに溢れた(笑)結果で決勝トーナメントへ。そして青砥くんは「瞼の父」と会えるのでしょうか?以下次回。