PSYCHO-PASS #13『深淵からの招待』

填島を目撃した朱の記憶から填島の顔を取り出すことに成功し、填島包囲網が出来たお話。
本来のストーリーはそういう事でございましたが、肝心なことは別にあって「システムに適合しない者は排除する」方が重要だったでしょうか。
しかしこれは本末転倒なシステムだなぁと考えたりもしたのですが、コストというものを考えればこのやり方(システムの外にいる者はごく少数だから強制排除してシステムの安定を優先させる)の方が安価なんでしょうね。
ただこの時点でシステム自体が破たんしているわけで、犯罪を行う人の心を完璧に把握することは出来ず、もしかすると今まで処分してきた人や、現在執行官をしている者の中には「冤罪」の可能性もあるのではないかと。
そして朱の犯罪係数が上がらない理由ももしかするとシステムエラーなのかもしれませんし、…最終的に朱たちはこのシステムと戦わなければならないのかもしれません。
だってこんな「悪事」を働いている局長の犯罪係数が無事とも思えませんし(笑)、いや局長だけじゃなくてシステム管理者全員アウトじゃないのか?
そしてついでに(笑)宜野座の父親が征陸だったことも明らかに。この人間関係は何かの伏線なんでしょうね、色々と加速中。