ヨルムンガンド PERFECT ORDER #20『NEW WORLD phase.1』

ココとミナミの悪だくみが本格始動直前のお話。
古い武器商人は退場するしかない時代がやって来るということを示唆した内容でございまして、その代表にカリー社長が選ばれたのは仕方ないのか(笑)
キャスパーの新商品「Hek-GG」とは簡単に言えば軍事版「POSシステム(笑)」なのでしょうね。経費節約が急務の昨今、こんなプレゼンされたのならどこの国の議員も簡単に籠絡されちゃいそうでございます(笑)
ただ軍事力というものを使う最終目的が「国益」である以上、如何に効率よく兵站を配給できたとしても問題は残ってしまいそうですね。
例えば世界中の国がHCLIと契約し、その中で戦争になったらキャスパーはどうするつもりなんでしょう? …武器商人だから「生かさず殺さず」争ってもらうつもりなのかなぁ。
でもそれは商人としての信用問題であり、戦争当事者としては自国の国益を損なうことになってしまうので、そもそもこの商品には欠陥があるような気も致します。
とまあ、この商品は男であるキャスパーの思惑でございまして、妹で女のココは違う世界を見ているようですね、…女って恐ろしい(笑)
ヨナくんの台詞が過去形なところに否が応でも不安を感じさせてくれますが、世界中が壊れてもココとヨナくんだけには生き残って頂きたいものでございます。