PSYCHO-PASS #07『紫蘭の花言葉』

桜霜学園の女生徒の「標本殺人」を捜査する刑事課一係。かつての「標本事件」との類似性から狡噛は捜査から外されてしまう。監視を命じられた朱に狡噛はある男の話を始めた、というお話。
ストレスのない世界が死に至る病を作り出している、…なるほどなぁ。
しかし変えるべきはそういったことを当然のことと受け止めている社会の方であって、他人を自分の主張や快楽のために犠牲にしているところが犯罪者の理屈なんですよね。
そして直接手を汚すことなく最後の一線を超えるように仕向けている槇島の方が悪党ではございますが、彼の快楽とは何かという問題もございます。
人の犯罪の手助けをすることが彼の快楽なのか、それとも容易く「堕ちて」行く人の様を見ることが快楽なのか。まあこれはシリーズ全体を通してのテーマなのかもしれませんので今は考えないように致します。
王陵璃華子の手による解体シーンはさすがに見せられませんね、当然か(笑)